ブランパンの「ヴィルレ トラディショナル チャイニーズ カレンダー」が ２度目の12年周期サイクルを迎えます

ブランパンでは毎年、道教の神、玉帝が自らの宮殿の門に12種類の動物を招集したという伝説にちなんだ特別限定エディションを発表しています。動物たちが門に到着した順番は、中国暦の十二支として伝えられ、今なお文化の中に息づいています。ブランパンが毎年発表する特別エディションでは、その年を象徴する動物をモチーフとしています。

2024年エディションのレッドゴールド製ローターに刻まれているのは、今年の干支であるドラゴンです。フロスト仕上げの背景に浮かび上がるドラゴンの隣には1粒のレッドルビーが配され、2024年の六十干支を表す「甲辰」の漢字が刻まれています。2度目の12年周期の始まりを記念して、ブランパンのアーティストたちは十二支の動物たちのデザインも一新しました。

ダイヤルには、神秘に満ちた中国暦の情報を指し示す4本の針、十二支を示す小窓、閏月を表す小窓を配し、120分刻みの中国の時刻、60年周期の概念に関連する元素および陰陽、十二支、太陰暦の月と日、閏月が表示されます。グレゴリオ暦の日付の表示には、既存モデルを忠実に継承したサーペント針を採用。同様に、6時位置に配された小窓に表示されるムーンフェイズも従来のデザインを踏襲しています。

丸5年の歳月をかけて開発したムーブメントは、464個の部品で構成された6層構造。その複雑さは、パーペチュアルカレンダーを凌ぎ、ミニッツリピーターに匹敵するほどです。この緻密なパーツは、ル・ブラッシュにあるグランドコンプリケーション工房で製造されています。カレンダー機構を動かす3つの香箱を備えたブランパンの自社製ムーブメントは、7日間のパワーリザーブを提供します。

エナメルを高温で焼成する「グラン・フー」という技法を用いて彩色されたダイヤルのグリーンが、45mmのレッドゴールド製のケースに美しく調和しています。カレンダーを容易に設定できるよう、ケースにはブランパンが特許を取得した「アンダーラグコレクター」を装備。特別なツールは不要で、指先だけで調整することが可能です。他のブランパンのカレンダー機構と同様、チャイニーズカレンダーも安全設計となっており、日付が自動変更される時間帯に手動で設定や調整を行ってもカレンダー機構を損傷する恐れはありません。

2024年のトラディショナル チャイニーズ カレンダーは50本の限定エディションです。