ブランパンのパートナー、ローラン・バレスタ氏が2022年野生動物写真家大賞の「ポートフォリオ」部門を受賞

ロンドン自然史博物館主催による野生動物写真家大賞は、生物の多様性を称え、環境保全を促進する目的で写真を取り上げています。2017年に地球環境部門で初受賞を果たしたローラン・バレスタ氏は、2021年には大賞を、今年はポートフォリオ部門で受賞しました。彼の応募作品は、2015年、ブランパンの支援を受けて南極で行われたゴンベッサIII探検の、最も美しい一連の写真で構成されています。ミッションは、探査、ダイビング、撮影という点において偉大な一歩となりました。ローラン・バレスタ氏は、テクニカルダイバーのチームとともに大浮氷群の下を進み、想像もつかないほどに豊かな領域における深海の生態系を初めて写真に収めました。驚くべき撮影を可能にした潜水は非常に過酷なものでした。凍えるような水の冷たさに加え、氷の迷路に迷い込んでしまう恐れもあったためです。

受賞写真には、人目につくことのない、色彩豊かで多様な生物が収められており、この探査で収集された記録は、水界生態系の調査に大きく貢献することになりました。これらの写真は、様々な目的を掲げた活動に寄与します。ブランパンは、約20年前に海洋保全の取り組みを開始した時点で、その可能性を理解していたのです。