新作「ル・ブラッシュ カルーセル ミニッツリピーター」

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バーゼルフェア2010でブランパンが発表した数々の新作でピラミッドを作ると、その頂点に立つのが「ル・ブラッシュ カルーセル ミニッツリピーター」です。このグランドコンプリケーションでは、時計作りの歴史の中で初めて、「ワン ミニット フライング カルーセル」と「カテドラルゴング ミニッツリピーター」とが組み合わされています。

現在、ミニッツリピーターを搭載した複雑時計を作ることのできる時計メーカーはほとんどなく、ミニッツリピーターのムーブメントを自社開発しているところもごくわずかです。そんな中ブランパンは80年代後半からミニッツリピーターの開発にひたむきに取り組み、ひとつどころか、2種類もの異なるミニッツリピーターを実現させました。そして2010年、ブランパンは満を持して「ル・ブラッシュ カルーセル ミニッツリピーター」を発表。3個目のミニッツリピーターの誕生です。

このまったく新しいグランドコンプリケーションには、ブランパンにしか成し得ないイノベーションの数々が詰まっています。その特徴として先ず挙げられるのが「カテドラルゴング ストライキング機構」。これは、かなり長いサウンドリングがムーブメントの周りを1周半することで、このうえなく美しい音色のチャイムを響かせるものです。また、ムーブメントからケースを通してどうやって音を伝えるかは昔からミニッツリピーターの開発に携わる者にとって頭の痛い問題でしたが、ブランパンは、カテドラルゴング リングをケースの内側に取り付けることでこの難題に挑戦し、これを解決することによって、業界屈指の音量とクリアな音色を実現しました。さらに、リピーターの性能を向上させるためにムーブメント用の特殊な制御システムも開発されました。

これまで、リピーターがチャイムを奏でている間に時刻合わせを行うとパーツを破損させる恐れがありました。この問題を解決したイノベーションが、リピーターが作動するとリュウズからリピーター機構が切り離されるというもの。これによってチャイムが鳴っている間にリュウズを使用しても、リピーターを壊してしまう心配がありません。また、見事なムーブメントにふさわしく、レッドゴールド製の受けと地板にはそれぞれ手作業で優美なエングレービングが施されています。

この新作ル・ブラッシュの心臓部が、2年前に発表されたときに「世界初の1分間でキャリッジが1回転するカルーセル」「世界初のフライング・カルーセル機構」「腕時計に採用された世界初のカルーセル機構」を初めてとして、数々の世界初を打ち立てた「ワン ミニット フライング カルーセル」です。

世界唯一のカルーセルとミニッツリピーターのコンビは、つや消しホワイトゴールド製のチャプターリングの上にレッドゴールド製のアプライド インデックスが並ぶ45mmケースに収納されています。また、サファイア ケースバックに加え、文字盤中央がスケルトンになっているので、ミニッツリピーターの複雑機構やムーブメントの受けに手作業で施されたエングレービングをじっくりと鑑賞できます。