ブランパンが「ヴィルレ」ニューコレクションを発表

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クラシカルなラインで構成される「ヴィルレ」コレクションは、1980年代初頭からブランパンの時計づくりの中核をなしてきました。2010年、ブランパンは、ポケットウォッチから8日間パワーリザーブでムーンフェイズとコンプリートカレンダーの複雑機構を搭載したタイムピースに至る全8モデルを新たに揃え、「ヴィルレ」をリニューアルしました。

30年にわたり、丸型ハーフハンターケース、ローマ数字の文字盤、控えめな美学が「ヴィルレ」ウォッチの特徴となっていました。今年新たに発表されたコレクションでは、こうしたデザイン要素を尊重することに揺るぎはないものの、スタイルをリニューアルすると共に、ブランパン ムーブメント進化の恩恵がフルに生かされています。

2010ヴィルレ コレクションの旗艦は、3個の香箱とチタン製フリースプラングテンプを採用し、8日間パワーリザーブを備えた自社製キャリバー6639自動巻ムーブメント搭載の「コンプリートカレンダー ムーンフェイズ」モデルです。このムーブメントは、驚異のロングパワーリザーブを実現しているだけでなく、他の一般的なムーンフェイズ/コンプリートカレンダーと異なり、機構を壊してしまわないかと心配することなく、いつでも日付修正を行うことを可能にしています。他のコンプリートカレンダー/ムーンフェイズ機構では、特定の時刻に日付修正を行うことができないのが一般的です。さらに、ブランパンが特許をもつ技術で修正ボタンをラグの裏面に配することで、ケースサイドから調整用ボタンの凹凸をなくし、輪郭をパーフェクトなまでにクリーンに仕上げると共に、専用工具を必要とせず、プッシュボタンを押すだけで日付修正が可能になっています。また、日付表示には、ブルースティール製のサーペント針が使われ、18世紀の時計作りの伝統を思い起こさせるものとなっていますが、それは、時計作りの歴史の中では、長針・短針と区別するため、時刻以外のものを示す針にはこうした蛇行針が使われていたためです。このモデルには、高温焼成エナメルの文字盤が美しいプラチナ製とレッドゴールド製の2タイプが用意されます。

コレクション2つ目のモデルとなる「8デイズ パワーリザーブ」の特徴は、やはり3個の香箱とチタン製フリースプラングテンプを採用した自社製キャリバー13R0自動巻ムーブメント。プラチナ製またはレッドゴールド製のケースにセットされた高温焼成エナメルの文字盤上の長い秒針とパワーリザーブインジケーターが印象的です。

 ヴィルレの根底にある伝統的価値観を強調するのが新登場の「スモールセコンド付手巻ポケットウォッチ」。ムーブメントには手作業で丹念に装飾が施され、直径44.55mmのケースには高温焼成エナメルの文字盤があしらわれています。