ハイエック/コックス組:スパ・フランコルシャンで優勝

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ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催されたブリティッシュGT選手権第5戦で、イタリアを代表する自動車メーカー、ランボルギーニが勝利を手にしました。6月5日、ランボルギーニ・ガヤルドLP 560-4を駆ったのは、レイター・エンジニアリングのマーク・A・ハイエックとピーター・コックスのふたりのドライバーです。

スイスの高級腕時計ブランド「ブランパン」のCEOであるハイエックは、150分間の耐久レース開始後、熾烈なトップ争いを制してスパの名物コーナー「オールージュ」に入ったものの、ここでトラックスピード ポルシェのリチャード・ウエストブルーク、エムテック フェラーリのマット・グリフィンの追い上げをかわすことができず後退。しかし、ハイエックは力強く安定した走行を続け3位をキープしたまま18周目にステアリングをチームメートのコックスに渡しました。

このオランダ人ドライバーは、2位でコースに戻ると、カーナンバー24をつけたガヤルドLP 560-4を巧みに操り、25周目にファステストラップを記録して、トップのトラックスピード ポルシェとの差を縮めていきます。そして残り15周のところでウエストブルークのチームメート、デイビッド・アッシュバーンをオーバーテイクし、勝利のチェッカードフラッグを受けました。
この結果、ハイエックとコックスは現在共に20ポイントでアッシュバーン、ゴッドフリー・ジョーンズと並びドライバーズランキング4位につけています。

「私たちにとっては本当にすばらしい結果となりました。今回がマークにとって本格的なGT3マシンでのデビュー戦であったことを考えてみれば、彼のドライビングは見事でしたよ。第1スティントを担当した彼のラップタイムはトップ選手並みの安定度でした。トラフィックがひどかったけれど、私たちは速いペースで走ることができ、すばらしい勝利を持って帰ることができました」とコックスはコメントしています。

この日のスパ・フランコルシャンでのレースは、「エイボンタイヤ ブリティッシュGT選手権」「ベルカー耐久選手権」「アストンマーティン ブリティッシュGT4チャレンジ」の3シリーズ同時開催となりましたが、ランボルギーニは、ベルカー耐久選手権でも好結果を残しています。金曜日の予選で2分24秒481のファステストラップを記録し、ポールからのスタートとなったアルゴ・レーシングは、決勝レースでもドライバーのダニー・デ・ラエトとニールス・ラグランジュのふたりが共に力強いパフォーマンスを披露し、全体で4位に入賞しました。

今週末はさらにイタリアのマジョーネでもイタリアGT選手権が開催され、ランボルギーニは明日の第2レースでポールからのスタートとなります。#123ランボルギーニ・ガヤルドLP 560-4を駆ったMIKコルセのイタリア人ドライバー、ジョルジョ・サンナは、予選Q2で1分12秒672のファステストラップを記録し、チームメートのダヴィデ・スタンチェリスと共に決勝に臨みます。

ブリティッシュGT選手権予選結果(トップ8)
1. ハイエック/コックス組(ランボルギーニ・ガヤルドLP 560-4) 2分24秒611
2. アッシュバーン/ウエストブルーク組(ポルシェ911 GT3R) 2分24秒974
3. レスター/シモンセン組(フェラーリ430スクーデリア) 2分25秒657
4. ウォーカー/モルティマー組(フォードGT) 2分27秒117
5. ホワイト/ベンウッド組(アストンマーティンDBRS9) 2分27秒209
6. ワレン/フェリア組(フェラーリ430スクーデリア) 2分27秒706
7. ハイマン/ブラウン組(フェラーリ430スクーデリア) 2分28秒012
8. キャメロン/グリフィン組(フェラーリ430スクーデリア) 2分28秒058

ブリティッシュGT選手権決勝結果(トップ8)
1. ハイエック/コックス組(ランボルギーニ・ガヤルドLP 560-4) 2時間32分33秒616
2. アッシュバーン/ウエストブルーク組(ポルシェ911 GT3R) 55周
3. ブライアント/モーリー組(ポルシェ911 GT3R) 55周
4. ホワイト/ベンウッド組(アストンマーティンDBRS9) 55周
5. ウォーカー/モルティマー組(フォードGT) 54周
6. キャメロン/グリフィン組(フェラーリ430スクーデリア) 54周
7. バートン/ウィルコックス組(フェラーリ430スクーデリア) 54周
8. ハイマン/ブラウン組(フェラーリ430スクーデリア) 53周
9. バリビアニ/ガリッツ組(フェラーリ430) 53周
10. レスター/シモンセン組(フェラーリ430スクーデリア) 49周